2012/01/21

手紙

今日家に帰ると食卓の上に一通の手紙が届いていた。以前の職場の同僚からだった。内容はとりとめもない近況報告だが、もう半年会っていない。彼女は今九州の実家に住んでいる。半年前までは錦糸町に住んでいたが、色々な事が重なり、実家へ帰った。
初めて会ったのはもう2年以上前になるだろうか。職場では目立つ人で、豪快で面白い人だな〜と遠目に見ていたのを覚えている。職場都合である時期から近い距離で仕事を一緒にするようになってからは、時間が空いた時に色々な話をした。何を話したかはもう覚えてないが結構真面目な話をしていた。よく話をするようになってからも相変わらず豪快で面白い人、という印象は変わらなかったが、ある時、彼女の書く字が以外な程に達筆である事に気付き、なんとなしに「手紙とか、書くんですか」と尋ねた。彼女はたまに書くと答えた。
続けて「なんで?」と聞かれたので、「字が上手だったから」と素直に答えた。
そのように言われたのは初めてだと言っていた。それから少し、彼女の印象が変わった気がする。

それから1年半近く一緒に働いた。その間に何度か一緒に山にも行った。
短い時間ではあったが、今までに会った事の無いタイプの人でとても魅力的な人だった。
彼女が九州へ行く事になった時、やはり寂しいと感じたし、八ヶ岳に連れていけなかった事がとても心残りだった。
最後の日に彼女に住所を教えて貰い、文通をしようと約束し、また必ず会う事を約束しサヨナラをした。

彼女が九州へ行った後、風の便りでちょっと大変な状況が続き元気がなくなってると聞いた。一度だけ電話で話す機会があり、少しだけ話したが、確かに一緒に働いていた当時の雰囲気は少し弱くなっているように感じた。電話の最後に「手紙を書く」と伝えると「今は返事を書く元気さえないけど待ってる」と答えてくれた。それから数ヶ月、私自身も生活がドタバタしてしまいなかなか手紙を書けずにいたが、ようやく落ち着いた年明けに年賀状を書いた。
その返事が今日届いた。

彼女の字を見るのは久々だった。鉛筆で書いた手紙を受け取るのは初めてかもしれない。
夏頃に東京に出てくる予定があるから、その時に会おう、と書いてもあった。
出会った時から既に私の何歩も先を行っている、様々な修羅場を乗り越えてきてたような人だったが、さらにまた一歩先へ行ったような気がする。今年の楽しみが一つ増えた。
再会出来るその日まで、私自身もしっかり進んでいかなければいけない。とりあえず返事を書こう。

1 件のコメント:

  1. 手紙、僕も好きです。
    実は僕も年末に知人から長めの手紙を貰い、年明けに長めの返事を書きました。
    そういう大切な手紙も好きだし、旅先から出すような気軽なのも好き。
    今年は何かと、手紙というものを意識する一年になるような予感がしています。


    ま、年賀状は誰にも出さなかったけど!

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